duplex 二相系ステンレス
お客様のハイエンドなものづくりを支える、
二相系ステンレス・ステンレス鋼の品揃え。
          お客様の用途に合った素材を豊富な在庫の中からお選びいただけます。
          二相系ステンレス、SUS420J1、SUS420J2など、
          入手しにくいステンレス鋼材も即対応いたします。
        
ステンレス鋼
austenitic stainless steel オーステナイト系ステンレス
ferritic stainless steel フェライト系ステンレス
precipitation hardening stainless steel 析出硬化系ステンレス
duplex stainless steel 二相系ステンレス
- 免責事項
- 本ウェブサイトは、掲載する情報には充分に注意を払っておりますが、入力ミス、プログラムミス、翻訳ミス等により誤った情報を表示している可能性があります。技術および規格情報・在庫情報なども含めた、すべての提供形態の内容について保証するものではありません。清水金属株式会社は、本ウェブサイトの使用ならびに閲覧によって生じたいかなる損害にも責任を負いかねます。ご了承ください。
二相系ステンレス、スーパー二相系ステンレスの特長
塩化物や硫化物に強く、応力腐食割れを起こしにくい
          悪化する地球環境の中で、ステンレスの腐食が早くなっています。
          その中で、高い耐孔食性や耐隙間腐食性を持つ二相系ステンレスが注目されています。
          当社では、二相系ステンレスは自社在庫のため「短納期」「小ロット」対応が可能です。
        
二相系ステンレスとは?
            オーステナイト相とフェライト相で構成される材料で、両方の中間的な性質を多分に持っています。
            JIS規格では、SUS329J1、SUS329J3L・SUS329J4Lがあり、
            ASTM規格では、S31803、S32750・S32760などがあります。
          
二相系ステンレスの特長
- 1.オーステナイト系ステンレスより熱伝導がよく、熱膨張しにくい。
- 2.耐衝撃性にとても優れている。
- 3.塩化物や硫化物に強く、これらによる耐孔食性、耐隙間腐食性に優れ、応力腐食割れも起こりにくい。
用途
- 石油、ガス、化学プラント向け
- 圧力容器
- タンク
- 配管
- チューブ
- 熱交換器
- 強度と耐食性が求められる環境下で使われる
- ローター
- ファン
- シャフト
- 圧搾ロール
          海水や薬品などに触れる部品
          高い強度と塩化物環境における耐応力腐食割れ性に優れているため、さまざまな場面で幅広く使われています。
        
二相系ステンレス 比較表
■二相系ステンレス
化学成分
| 材質 | C | Si | Mn | P | S | Ni | Cr | Mo | N | Cu | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| S31803 | ≦0.030 | ≦1.00 | ≦2.00 | ≦0.030 | ≦0.020 | 4.5-6.5 | 21.0-23.0 | 2.5-3.5 | 0.08-0.20 | |
| S32205 | ≦0.030 | ≦1.00 | ≦2.00 | ≦0.030 | ≦0.020 | 4.5-6.5 | 22.0-23.0 | 3.0-3.5 | 0.14-0.20 | |
| S31803/ S32205 | ≦0.025 | 0.30-0.60 | 1.50-1.90 | ≦0.030 | ≦0.001 | 4.8-5.3 | 22.4-22.9 | 3.05-3.15 | 0.18-0.20 | 
機械的性質
| 材質 | 0.2%耐力N/㎣ | 引張強さN/㎣ | 伸び% | 硬さHB | 比重g/㎠ | 
|---|---|---|---|---|---|
| S31803 | ≧450 | ≧620 | ≧25 | ≦293 | 7.80 | 
| S32205 | ≧450 | ≧655 | ≧25 | ≦271 | 7.80 | 
| S31803/ S32205 | ≧450 | ≧655 | ≧25 | ≦271 | 7.80 | 
耐孔食指数(PRE)
| 材質 | PRE | 
|---|---|
| S31803 | >30 | 
| S32205 | >35 | 
| S31803/ S32205 | >35 | 
■スーパー二相系ステンレス
化学成分
| 材質 | C | Si | Mn | P | S | Ni | Cr | Mo | N | Cu | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| SUS329J4L | ≦0.030 | ≦1.00 | ≦1.50 | ≦0.040 | ≦0.030 | 5.5-7.5 | 24.0-26.0 | 2.5-3.5 | 0.08-0.30 | |
| S32750 | ≦0.030 | ≦0.80 | ≦1.20 | ≦0.035 | ≦0.020 | 6.0-8.0 | 24.0-26.0 | 3.0-3.5 | 0.24-0.32 | ≦0.50 | 
機械的性質
| 材質 | 0.2%耐力N/㎣ | 引張強さN/㎣ | 伸び% | 硬さHB | 比重g/㎠ | 
|---|---|---|---|---|---|
| SUS329J4L | ≧450 | ≧620 | ≧18 | ≦302 | 7.80 | 
| S32750 | ≧530 | 730-930 | ≧20 | ≦310 | 7.77 | 
耐孔食指数(PRE)
| 材質 | PRE | 
|---|---|
| SUS329J4L | >37 | 
| S32750 | >40 | 
- 免責事項
- 本ウェブサイトは、掲載する情報には充分に注意を払っておりますが、入力ミス、プログラムミス、翻訳ミス等により誤った情報を表示している可能性があります。技術および規格情報・在庫情報なども含めた、すべての提供形態の内容について保証するものではありません。清水金属株式会社は、本ウェブサイトの使用ならびに閲覧によって生じたいかなる損害にも責任を負いかねます。ご了承ください。

